★FILM ロードムービー「TRANS-DANCE BASQUE」上映

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★FILM
ロードムービー「TRANS-DANCE BASQUE」上映

5/28(土) 19:30~

本邦初公開のロードムービー。
自由をテーマに、ドキュメンタリー映画 Trans-danceはヨーロッパのバスクを旅した。
バイク、サーフカルチャーを中心に次世代へのメッセージを撮影。
今、私たちは何を見つめ次世代へ何を繋ぐのか?
TRANS-DANCE BASQUEは、観る人の心の覚醒する時間を紡いでいく。

映画 TRANS-DANCE BASQUE(向 圭一郎監督作品/2016年)
上映時間:65分

※今回の上映は、熊本地震支援のチャリティ上映会となります。入場無料ですが、投げ銭で義援金を募りますので、ご協力のほど宜しくお願い致します。

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TRANS-DANCE Basque 〜監督からのメッセージ〜

TRANS-DANCEは、「MESSAGE TO THE NEXT GENERATION 次世代へ伝えたい意識」をテーマに制作したドキュメンタリーのロードムービーである。

1999年、カリフォルニアからN.Y.へとアメリカを横断し、インディアンからNASAまで、旅で出会った人達の次世代へのメッセージを撮影した(※)。今回の撮影地は、フランス、スペインに跨がるバスクカントリー。サンセバスチャンは、日本にも縁深い宣教師フランシスコ・ザビエルの生誕の地でもある。

風に吹かれる様に縁を感じ、サンセバスチャンの地へ足を踏み入れた時、思った。「なぜ懐かしさを感じるのだろうか?」 「この街は? バスク人とは?」

私の生まれた日本の西端ある熊本・天草は、美しい自然に囲まれた島々であるが、1637年にキリスト教弾圧のために一揆が起こり、多くの人々が亡くなった。日本に初めてやって来たとされる宣教師Javierことフランシスコ・ザビエルは、バスク人である。

キリスト教という宗派は、のちにあのような悲劇を生む大きな要因となったが、苦しい暮らしをおくっていた私の先祖にとっては、大いなる光だったに違いない。士農工商という階級社会の時代において “人は皆、平等であり自由である” という言葉は、どれだけの人の心を救ったであろうか。

運命的な縁を感じつつ、自由の名のおいて、TRANS-DANCEは次世代へのメッセージを伝える映画として、同じ心を持つ民としてバスクを旅した。

私は太陽や月の光が好きである。美味しい水、花、鳥、風、海、音楽、波、人…そして、光がつくる影が好きである。両者が相まって私たちの暮らしは、より立体化してくる。私達のまわりは、美しい粒子に溢れ、それらと共存し、次世代へ大切な意識が生まれる。

この映画を通して、覚醒する意識が川や生命のように流れ続けることを望んでいる。

向 圭一郎

※ 1999に公開された映画「Trans-dance(Message to the next generation across the US.)」は、2005年愛・地球博のグローバルアートに選出された。

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